<製品概要>
- ARMコア系列プロセッサーCortex-M3を採用したSTマイクロエレクトロニクス社のSTM32F103RCT6を搭載
- 2つのカメラI/Fを搭載、弊社販売のOV7725、OV7670、OV7670+FIFO、OV2640、OV5642カメラモジュールと直結でき、画像処理のサンプルソースも提供し、画像処理の入門キットとしてお勧めです。
<製品特徴>
- ST社のSTM32F103RCT6(LQFP64、最大動作周波数は72MHz、I/O端子51本、動作電圧範囲は2-3.6V、256kB Flash、48kB RAM)を搭載
- 外付け2Kbit EEPROM(24L02)
- 2.8”タッチパネル付きTFT液晶モジュールを搭載、解像度は240(W)*320(H)
- JTAG/ICE(2.54mmコネクタ、20pin)
- カメラI/F×2
弊社のOV7725、OV7670、OV7670+FIFO、OV2640、OV5642カメラモジュールと直結でき、画像処理のサンプルソースも提供 - USB2UART(CP2102) X 1、デバッガーなしで、シリアルポートからファームウェア書込みできる
- USB 2.0 device ×1
- 433MHz無線通信モジュールI/F ×1
直結できる433MHz無線通信モジュールは非標準在庫品なので、必要な場合はお問い合わせください。 - MicroSDカードソケット
- ユーザーLED ×3
- ユーザーボタン×2、RESETキーX1
- BOOTを引出
BOOT0=1&BOOT1=0の際はISPモードでUSB2UART経由でプログラミングできる。
書込み完了後BOOT0=0に切り替える必要。 - CPUのすべてのピンを2.54mm拡張ヘッダで引き出される
- 外形寸法: 93×113(mm) ※突起物は除く
- 電源(別売):5VDC、プラグ2.1mmφ、極性はセンタープラス です。電源スイッチと電源指示LED付き
- サンプルソース沢山
サンプル一覧:
- TEST-ADC
PA0-PA3の電圧をサンプリングするテスト。
TFT液晶にサンプリングした値(0-4095)と変換後の電圧値(0-3.3V)を表示する。 - TEST-CMOS5642
OV5642カメラモジュールをボードのCMOS2 I/Fに繋ぐ。
カメラモジュールから取った画像はTFT液晶に表示する。
CMOSから出力した画像データはMCUを経由せず、直接TFTに送って表示する。 - TEST-CMOS7670
OV7670カメラモジュールをボードのCMOS2 I/Fに繋ぐ。
カメラモジュールから取った画像はTFT液晶に表示する。
CMOSから出力した画像データはMCUを経由せず、直接TFTに送って表示する。 - TEST-CMOS2640
OV2640カメラモジュールをボードのCMOS2 I/Fに繋ぐ。
カメラモジュールから取った画像はTFT液晶に表示する。
CMOSから出力した画像データはMCUを経由せず、直接TFTに送って表示する。 - TEST-CMOS2640&7670FIFO_KEY
OV2640カメラモジュールをボードのCMOS2 I/Fに繋ぐ、OV7670+FifoカメラモジュールはCMOS1 I/Fに繋ぐ。
カメラモジュールから取った画像はTFT液晶に表示する。
KEY2を押して、OV2640とOV7670の画像を交代でTFT液晶に表示する。 - TEST-CMOS7670FIFO_BWDisplay
OV7670+FifoカメラモジュールをCMOS1 I/Fに繋ぐ。
カメラモジュールから取った画像はモノクロ効果でTFT液晶に表示する。 - TEST-CMOS7670FIFO_GrayscaleDisplay
OV7670+FifoカメラモジュールをCMOS1 I/Fに繋ぐ。
カメラモジュールから取った画像はグレースケール効果でTFT液晶に表示する。 - TEST-CMOS7670FIFO_MCU
OV7670+FifoカメラモジュールをボードのCMOS1 I/Fに繋ぐ。
カメラモジュールから取った画像はTFT液晶に表示する。
CMOSから出力した画像データはMCUを経由してTFTに送って表示する。 - TEST-CMOS7670FIFO_TFT
OV7670+FifoカメラモジュールをボードのCMOS1 I/Fに繋ぐ。
カメラモジュールから取った画像はTFT液晶に表示する。
CMOSから出力した画像データはMCUを経由せず、直接TFTに送って表示する。 - TEST-CMOS7670FIFO_UART
OV7670+FifoカメラモジュールをボードのCMOS1 I/Fに繋ぐ。
カメラモジュールから取った画像はTFT液晶に表示する。
シリアルツールで0X01コマンドを送信すると画像データはシリアルツール側で受信する。 - TEST-CMOS7725
OV7725カメラモジュールをボードのCMOS2 I/Fに繋ぐ。
カメラモジュールから取った画像はTFT液晶に表示する。
CMOSから出力した画像データはMCUを経由せず、直接TFTに送って表示する。 - TEST-IIC
PC11とPC12二つのIOでI2Cシーケンスを模擬して、24LC02(U3)に読取と書込みを行う。 - TEST-KEY
KEY2を押すと、TFT液晶に「KEY2 was put down」の提示が表示する。 - TEST-LED1
LED1、LED2点滅する。 - TEST-LED2
LED1、LED2順次点灯する。 - TEST-SD_Display_Picture
起動後、まずSDカードを検索する。
あれば、FATファイルシステムを初期化して、ルートフォルダからPICTUREフォルダを検索する。
PICTUREフォルダにある画像ファイルを循環にTFT液晶に表示する。 - TEST-TEMP
内部温度センサーテスト。
TFT液晶にサンプリングした値(0-4095)、変換後の電圧値(0-3.3V)と温度を表示する。 - TEST-TFT
TFT液晶テスト。
背景色切り替えて表示する。 - TEST-TFT-wireless
433MHz無線モジュールを繋ぐ。
無線送信側(PCなど)から0x01,0x02,0x03のコマンドを発送して、本キットの無線モジュールで受信する。それぞれのコマンドによってTFT液晶に違う色が表示する。 - TEST-UART
ボーレットは115200に設定。
シリアルツールで本キットにデータを送信すると、キット側は受信したデータをまた返送する。 - TEST-ucGUI
ucGUIのデモプログラム。※タッチパネルはサポートしない。 - TEST-Wakeup
KEY1を長押して、スリープ状態に入る(LED TX2、RX2消灯)。
再度KEY1を押すと、動作モードに戻る(LED TX2、RX2点滅)。 - TEST-Wireless-BoardtoBoard
二つのボードと無線モジュールが必要。お互いに送受信できる。ボーレットは115200に設定。
一つのボードのKEY2を押すと、無線モジュール経由でコマンドを送信し、もう一つのボード側は受信してTFTに相応の色で表示する。
各種資料
データシート: | datasheet.zip |
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回路図: | stm32f103_sch.pdf |
カメラモジュールについて
OV7725カメラモジュールOV7670+FIFOカメラモジュール
OV7670カメラモジュール
OV2640カメラモジュール
OV5642カメラモジュール
多機能デバッグツールMultiTool3について
製品詳細ページへSEGGER環境でダウンロード手順:
![](https://www.csun.co.jp/pic-labo/download.png)
★その他、アフターフォローは電話・メールで専門技術者がいつでも受け付けておりますので、
製品使用に関するご心配は一切ございません。
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